2024年後期の朝ドラ「おむすび」は9月30日よりスタート!
主人公を演じるのはNHK初主演の橋本環奈さんです。とても可愛らしい方なので期待が高まっていますね。
他には誰がどんな役を演じるのか気になりますね。
本記事ではキャストや役柄、見どころについてまとめてみました。
🍙「おむすび」のキャスト
米田家の家族構成
【主人公】米田結(よねだ・ゆい) | 橋本環奈 |
【姉】米田歩(よねだ・あゆみ) | 仲里依紗 |
【父親】米田聖人(よねだ・まさと) | 北村有起哉 |
【母親】米田愛子(よねだ・あいこ) | 麻生久美子 |
【祖父】米田永吉(よねだ・えいきち) | 松平健 |
【祖母】米田佳代 | 宮崎美子 |
🍙米田結・・・平成生まれで自然豊かな福岡糸島で育ち、農業を営む家族と暮らしている。家族や仲間、地域に人たちととの絆を深めながら、栄養士を志すようになる。「おむすび」とは小さい頃につけられたニックネームだが、本人は気に入っていない。なんでもおいしく食べる。
🍙米田歩・・・結の姉で福岡の「伝説のギャル」と知られる、8つ年上。結に大きな影響をあたえる。思うがままに振る舞うので米田家に波乱を巻き起こす。しかい、ギャルになった裏には秘密が隠されている。
🍙米田聖人・・・厳しいながらも愛情深く、福岡で農業を営みながら家族を支えているが、理容師の免許も持っている。娘のことが心配でだまらないが、父親の永吉とは言い争いがしばしば。
🍙米田愛子・・・元ヤンキーだが、聖人が気づかない娘たちの心の内を見抜き、優しく見守る。家族を優先し、聖人の営む農業を支えている。絵を描くのが得意。
🍙米田永吉・・・結の祖父で野球のホークスファンで、自由奔放な性格。農業を営む前は元長距離トラックドライバーをやっていたので、勝手に楽隠居を満喫し、精力的にあちこち出歩いている。
🍙米田佳代・・・故郷・糸島をこよなく愛す、超ポジティブの持ち主。古くから伝わる先人たちの知恵に明るく、結が困ったときの良きアドバイザーでもある。
福岡・糸島の人たち
【福西のヨン様】四ツ木翔也(よつぎ・しょうや) | 佐野勇斗 |
【幼なじみ】古賀陽太(こが・ようた) | 菅生新樹 |
【書道部の先輩】風見亮介(かざみ・しょうすけ) | 松本怜生 |
【クラスメイト】宮崎恵美(みやざき・えみ) | 中村守里 |
【ルーリー】真島瑠梨(ましま・るり) | みりちゃむ |
【タマッチ】佐藤珠子(さとう・たまこ) | 谷藤海咲 |
【スズリン】田中鈴音(たなか・すずね) | 岡本夏美 |
【リサポン】柚木理沙(ゆずき・りさ) | 田中芽実 |
【スナックひみこの店主】ひみこ | 池畑慎之介 |
【商店街・陶器店】草野誠也(くさの・せいや) | 原口まさあき |
【陽太の父親】古賀武志(こが・たけし) | ゴリけん |
【商店街・薬店】大村伸介(おおむら・しんすけ) | 斉藤優(パラシュート部隊) |
🍙9つのキーポイント!
橋本環奈さんが語る、朝ドラ「おむすび」のキーポイントをまとめました。
結役で主演する橋本環奈さんは1999年平成11年生まれで、ギャル文化も阪神・淡路大震災もリアルタイムで知らない。ひとつひとつ勉強しながら演じていると語る。現場は楽しく、食事がおいしいそうだ。未知の出来事を演じることに挑む橋本環奈さんに、ドラマの9つのキーポイントを聞いた。
1【地元 福岡】
結の第二の故郷になる福岡・糸島。自然豊かな地域で糸島の美しい風景と地域の人々の絆が魅力。
福岡出身の橋本環奈さんには馴染み深く、とてもやりやすそうです。
高校卒業までずっと住んでいた町なので、いつも友人と遊んでいた天神がロケ地になっていて懐かしい。
糸島で皆さんが温かくて盛り上げてくださったのでありがたく、エキストラで参加してくださった方々のお芝居がとても上手でした。
博多弁でのお芝居が、地元の言葉なのでやはりやりやすいです。語尾やイントネーションを自分の話しやすいように自然に演じることができました。
地元以外の方には聞き馴染みがなさすぎて違和感をお覚えすぎないように、標準語と交ぜようかという案もあったのですが今回はリアリティを追求する選択にしました。
2【ギャル】
福岡に引っ越し、ギャル文化と出会って結が見違えるようなギャルファッションになる場面がある。
私の親世代、あるいはもう少し下の、現在30~40歳ぐらいの方が高校生の頃ギャルが流行っていたので、馴染がありませんでした。資料で様々なファッションを見てビジュアルの印象から入りました。
演じて気づいたのは、ギャルとは心意気なんだということ、好きなことを貫く、周りのめを気にしない。
それがギャルの掟だと教えられました。
今の世の中では、周りを気にするなと言われてもSNS等があるため、どうしても気にしてしまうものですが、平成のギャル魂は、誰がなんと言おうと自分が好きなものを貫く。それってとてもステキですよね。仲間をとにかく大事にするし、裏切らない気持ちもステキですよね。
「(自分のなかのギャル魂はあるかという質問に)仲間を大事にするみたいなところはあると思います。私自身も友達がすごく大事だし、喜んでもらえたらうれしい。サプライズもそうですけど、いつも友達に対して一番の味方でいたいなあと思っています。高校生のとき、すでにお仕事をしていたので、なかなか学校に通えていなかったのですが、友達が優しくて、授業のノートをとってくれたり、久々に行ったらお弁当を作ってくれたり、賞を受賞したときや誕生日に黒板に寄せ書きを書いてくれたり。大事にされていたからこそ、自分自身も大切にしたい。自分が心を開いたりとか大切にしていると相手からも返ってくる気がします。それはギャル魂かもしれないですね」
3【みりちゃむさん】
姉の歩みがつくった博多ギャル連合の総代表「ルーリー」真島瑠梨を、令和ギャルのみりちゃむさんが演じています。
ギャルメイクはとても長くかかりました(1時間以上)。特につけまつ毛をつけることに慣れてなかったが、
みりちゃむさんにいろいろアドバイスしてくれたので、本物のギャルは違うな!と。
博多ギャル連合のみんなはすごく仲良くて、福岡で泊まり込みの撮影だったので、みんなでご飯行ったり、ワイワイ過ごせて楽しかったです。
4【野本ノジンさんの脚本の魅力】
野本ノジンさんの漫画原作だと「正直不動産」や「ハコヅメ〜たたかう!交番女子」「監察医 朝顔」など
人気ドラマを多く手掛ける脚本は、キャラクターが全員、愛くるしいと橋本環奈さんは演じることを楽しんでいる。
最初に台本を読んだとき、店舗間が良くて読んでいて早く演じたいと思うほど面白かったです。
特に好きなのは米田家の家族シーン。みんなキャラが濃くて、それぞれ個性があって愛くるしくて。
みんな大好きですが、特に松平健さん演じる永吉おじいちゃんがいいキャラなんです。ずっとにこにこしていて、ふたりの孫娘にいつでも戻ってくればいいという気前のよさ、あったかさがあって、こんなおじいちゃんがいたら最高だなって思います。
一方お父さんは全く違って生真面目な人で、そこの差がおもしろい。
家族の関係が秘に描かれる第1週から第7週にかけての糸島編はものすごく好きです。
女子高生としての生活と家族愛、それからお姉ちゃんの思いが丁寧に描かれています。根本さんの台本は明確で、演じていて迷うことがないです。結ちゃんはこう思っているんだろうなって読んでスッと入ってきます。
5【家族の食卓 ピーマン味噌】
食がテーマの「おむすび」。米田家が農業をやっていることもあって、食卓を囲んだシーンも多く、新鮮な食材を使った家庭料理がたくさん登場。
4月ぐらいから撮影をしていますが、いつも家族でおしゃべりしています。他にも麻生久美子さんや北村有起哉さんとストレッチしたり。今回、食をテーマにしているので、食卓にシーンがとにかく多くて、1日中食べている?みたいなときもあって。そういうときもご飯を食べながら和気藹々です。
料理監修の広里貴子先生が作ってくださるおかずが本当に美味しくて、とくに家族みんなが大好きなのがピーマン味噌。食卓のシーンに必ず出てくる定番メニューで、これだけでご飯何杯でもいけるというくらい美味しいんですよ。
先日の撮影では、おばあちゃん役の宮崎美子さんが育てたキャベツを使用したメニューが出たりして。基本全員、撮影が始まる前から食べていて、カットかかってもみんな箸をおかず話し続けたりと楽しい現場です。
6【仲里依紗さん】
結の姉・歩は「伝説のギャル」と地元では有名な存在。結は最初、姉のスタイルに戸惑いを覚えていたが、姉のギャル仲間と出会い、次第にギャルの生き方に惹かれていく。
結の姉の歩はみんなに好かれていて、そのわけはちゃんと真正面から物事にぶつかれる人だからだと思います。最初の撮影では、家族と歩の関係がギスギスしたシーンだったので、仲里依紗さんに声をかけていいのか迷いました。おそらく、仲さんもそう思っていたのではないかなと。
でも、打ち解けたシーンの撮影後は基本的にずっと一緒にいるようになりました。スタジオの前室でも食卓のセットの中でも、仲さんとお話しています。仲さんは本当に快活で、包み隠さず自分のままで存在している感じが、まさにギャルのようで本当に素敵で尊敬しています。もともと大好きな方でしたが、今回お芝居でご一緒してからさらに好きになりました。性格ももちろん好きなのですが、お姉ちゃんとして結に寄り添ってくれるシーンがたくさんあって、とてもグッときています。
7【阪神・淡路大震災】
1995年1月17日に起こった出来事で多くの方々が被害に遭った。主人公の結は6歳のとき神戸に住んでいて震災を経験している。そのことが結にどういう影響を及ぼすのだろうか。
私が生まれる前に起こった震災に関して、情報がない状況でしたので、スタッフさんの皆さんとたくさんお話をしたり、ロケ地の写真を見せていただいたりしました。結は当時、6歳という幼さで記憶が定かではない設定で、セリフでは「覚えてないんだよね」と言いながら、ふとした時に震災で焦げた匂いを思い出したりするような描写もあるのですが、おぼろげな感覚を表現することは難しかったです。
当時の6歳くらいの方にも伺うと、うっすら覚えているくらい。6歳の女の子が震災というものをしっかり受け止めて考えていたかというとそれは個人差もあると思いますが難しいかもしれません。その一方で、いまなお記憶が鮮明なかたもいらっしゃるので放送を見て、当時経験した方がフラッシュバックにならないようにしながら、嘘にならないように、丁寧に演じようと思っています。寄り添うという言葉がうわべだけにならないように、大事にしているのは、想像を絶するような体験をされた方々がそれでも前を向いて生きてこられたということです。
8【米田結と橋本環奈】
役と自身に共通するところはある?
結は最初はギャルが大嫌い、ギャルのように自分の好きなことをやることに遠慮がちなんです。すごく家族思いで、家族のために我慢して、真面目を演じている子です。私自身は高校生の時もお仕事と学生を両立できていましたし、好きなこととやれたほうなので結に共通するところはあまりないのですが、大切な人たちを傷つけたくないという気持ちはすごく理解できます。
9【とにかく楽しむ】
橋本環奈さんが仕事をするうえで大切にしていることは、現場を楽しくすること。「おむすび」の現場はとても楽しいそうです。
「気負わず、いつも楽しくが一番だと思っています。例えば撮影が押すと現場がピリピリしてきたりしますが、そういうとき、明るく盛り上げるようにはしています。ただし、気を使っているのではなく、自分が楽しくしたいからそうしているだけで。無理しているつもりは一切ないです。でも、NHK大阪のスタッフは皆さん、本当にほっこり温かくて、この現場の空間をキープできたらなあと思います」
まとめ
朝ドラ「おむすび」は家族や地域社会との関わりをテーマで、糸島の美しい自然や平成ギャル文化、そして栄養士を目指す主人公・米田結の成長や家族の絆が中心に描かれているので感動的な物語が展開されそうですね。